いつもの時間に家を出ました。
病院でもらった注意事項に従い、前日夜8時までの食事以降、なにも
口にすることが出来ません。(もちろんアルコールもだめです)
10時からの検査なので、一度出社したあと病院へ向かいました。
不安で重苦しい気持ちのまま病院に到着、受付に名前を告げると
すぐに診察室に通されました。
昨日の担当看護婦さんです。
「血圧を計りましょう。右腕を肩口まで入れてください」
どきどきどきどき・・・前回お話した白衣性高血圧が当然のように
起こります。
看護婦 「あらぁー、血圧ちょっと高めね。一度深呼吸しましょう」
naooky 「他でもいつもこうで、白衣性高血圧って言われています」
深呼吸を数回繰り返し、再度測定すると少し落ち着きました。
看護婦 「それでは、内視鏡の検査室に移ります。こちらへ・・」
隣にある検査室に移ると、院長が検査準備をしています。
看護婦が血圧が高めであったことを報告すると、
院長 「病院であなたのような方って結構いるんですよ。でも
全然心配要りません。鼻から入れますから楽ですよー」
って、私は鼻からとか口からとか、そんなこと心配してドキドキ
してるんじゃないんですけど
横になると、右腕に血圧計を巻いて再度測定をしている間に、
鼻からスポイトで液体を注入(麻酔薬だと思います)
院長 「10分ぐらい待って下さいね。麻酔効いてから始めます」
5分ぐらいして、小さな管を右と左の鼻に交互に差し込んで、鼻の
通りを確かめています。
院長 「naookyさん、左側から入れていきますね。右側は曲って
いて、入っていかないから」
naooky 「もし両方とも通りが悪かったらどうするんですか」
院長 「それは口から入れるしかないでしょうね」
とりあえずよかった
昔、口から入れたときは管が太くて、結構辛かった記憶があって
昨晩インターネットで調べてみると、鼻からは楽だとの記述が。
院長が用意している胃カメラの管も、すごく細いので一安心です。
看護婦 「10分経ちました。血圧もいいようです」
院長 「それでは始めましょう」
カメラの先端が左の鼻にすぅーと差し込まれました。
特に違和感もなく(麻酔のおかげですが)進んでいる感じですが、
喉のところでカメラをごっくんと飲み込むように指示され、それを
過ぎるともうほとんど何も感じない状態です。
院長 「身体を横にしてモニターのほうを見てください。
今、食道をゆっくり降りてます・・・ はい、胃の中に
入りましたよ!」
映し出されている映像が何とも鮮明で、自分の腹の中ということも
忘れて、食い入るように見入っていました。
カメラは胃の上部から下部へと舐めるように進んで、その状態を
映し出していきます。
院長 「naookyさん、ここは胃の下の部分なんですが、赤くなって
いるところ分かりますか。少し荒れている状態ですけど、
これはいわゆる胃炎です。全体にはとてもきれいですよ。
さて、十二指腸に入ります」
十二指腸では、何かカメラが動いている感覚が少しありましたが、
特に問題は検査は続きます。
ここで写真を数枚撮り、カメラを引き上げ始めました。
院長 「胃に戻ってきましたよ。胃と食道の写真はこれから撮って
いきます。それから先ほどの赤い部分の粘膜を採取して
ヘリコバクター・ピロリ菌の検査もしてみましょう」
鼻から通されている細い管には、いろいろと装備されているようで
赤い部分にピンセットのようなものが伸びて、粘膜を摘みました。
摘んだところから少し血が出てるけど、気にせず写真を撮ってます。
カメラは徐々に引き上げられ鼻から引き出されました。
院長 「はい、お疲れ様でした。きれいですね。潰瘍とか胃がん
なんてありません。粘膜の検査はしますけど、とりあえず
薬を2週間分出しますので、これを飲んで2週間後また
きてください。検査結果もその時には出てますから」
昨日の診察でガスターはだめだと言ってあったので、処方された
ものは別の薬でした。
ザンタック錠150・・・胃酸の分泌を強力におさえる
ヒスタミン受容体拮抗薬(H2ブロッカー)
ガストローム顆粒66.7%・・・胃の粘膜を丈夫にする
防御因子増強薬
マックターゼ錠S・・・食べ物の消化を助ける
消化酵素複合剤
潰瘍・胃がんの不安は消えたけど、じゃあ原因は何なのか。
院長が言っていた『ピロリ菌』について少し調べてみる必要が
あるかなと考えながら病院を後にしました。
今回はこの辺で失礼します。 そのEへ続きます。
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